ようこそ7月集会へ
〜社会の中で,弁護士ができるコト。〜
分科会B薬害肝炎訴訟〜その被害実態と弁護団の想い
講師:薬害肝炎訴訟の原告1名
石井麦生弁護士
(薬害肝炎訴訟弁護団)
フィブリノゲンとクリスマシン。それぞれ,1964年,1972年に製造・販売が始まった血液製剤です。これらの血液製剤は止血剤として使用され,出産時や手術時等の止血のために,たくさんの人に投与されました。
しかし,これらの血液製剤はC型肝炎ウィルスに汚染されていたのです。
C型肝炎は,ウィルス性肝炎の1種です。感染時に急性肝炎になることもありますが,ほとんどの場合感染したことに気づかないまま,慢性肝炎,肝硬変へと進行し,最終的には肝ガンに至る恐ろしい病気です。
血液製剤によるC型肝炎感染は,防げなかったのか?・・・いえ,製薬会社も,その製造販売を認可した国も,その危険性は充分認識できたはずです。それなのに,国も,製薬会社も,なんらの対策をせずに,長い間放置してきたのです。
薬害肝炎訴訟は,このように血液製剤によってC型肝炎に感染してしまった方々が,国や製薬会社の責任を追及している訴訟です。現在3高裁2地裁で,100人以上の原告さんが戦っています。
本分科会では,出産時にフィブリノゲンを投与されC型肝炎に感染した原告さんをお招きし,C型肝炎のつらさや被害の実態を語っていただきます。また,原告弁護団から弁護士の石井麦生先生をお招きし,患者は全国に300万人いるともいわれ,訴訟だけでなく社会問題にまで発展しつつあるC型肝炎問題の真の解決に向けて弁護団が目指していること,解決に向けて弁護士が出来ること・すべきことを教えていただきます。
国や大企業の利益のために犠牲になった一般市民。その声を直接聴く貴重な機会です。また,犠牲になった一般市民の救済のために法曹は何ができるのか・・・私たち法曹の卵が,心に留めておくべき問題だと思います。
7月集会参加申し込みへ7月集会ホームページ |